【何てこと無いしぐさ】



何てこと無いけれど、それが愛しく思えたりするの。





01.目を伏せて、

















02.のびをする


















03.本のページをめくるゆび


「飽きない?」
君は不思議そうに聞いてきた。

「うん。全然」
そう私は笑顔で答える。

「ふぅん」
君はそう言って、何も無かったかの様に再び本のページをめくった。

自分でも不思議だと思う。

ただ、「本のページをめくるゆび」を見ているだけなのに、私は、数時間経っても飽きる事は無い。
でも、それは、きっと、「君」だから。

















04.ぼんやりと遠くを


貴方は私といると

何時も

ぼんやりと遠くを見る

クセ?

私といてもつまらない?

「ポツリ」

呟いてみたら


隣にいるのが

キミだからと言った

















05.さりげなく


さりげなく言った

言葉とか

さりげなく言われた

言葉なのに

貴方からの言葉は

魔法のよう


こんなにも

心を揺さぶられて

こんなにも

心が締め付けられる






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